ページタイトル:書院の五葉マツ 当サイトのシンボルマーク

画像:書院の五葉マツ 名称 書院の五葉マツ (しょいんのごようまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ゴヨウマツ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 2.5m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 群馬県沼田市白沢町高平(注3)
 〃 3次メッシュコード 5439−71−91
 〃 緯度・経度 北緯36度39分49.2秒
           東経139度08分26.7秒
群馬県指定天然記念物(1969年5月6日指定)
撮影年月日 2017年11月6日

注1)沼田市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2005年2月13日、沼田市に合併。旧行政区は利根郡白沢村





 群馬県沼田市から金精峠(こんせいとうげ)を経て栃木県日光市に至る国道120号(通称日本ロマンチック街道)沿いに立つゴヨウマツ。
 場所は、白沢小学校の東方約500m。清酒「左大臣」の醸造元である大利根酒造のすぐ東。車窓からもよく見える。(脇見運転注意)
 左図に見える建物は「高平の書院」で、これも群馬県指定文化財(1984年7月3日指定)。
 案内板によると、慶安2年(1649)、沼田城主真田信政(さなだのぶまさ)が新田開発・宿割等を行った際に設置された建物で、その後は領内見回りや鷹狩りにおける休憩所として利用されたという。(残念ながら、保存状態はあまり良くないようだ)
 ゴヨウマツは、その書院の庭木として植えられたものらしい。(こちらは元気が良さそうで、上記データよりもかなり太っているように思われる)
 園芸サイトを調べてみると、一括りに「五葉松」といっても、那須系、吾妻系など自生地によって葉の特徴が微妙に異なっているらしい。
 案内板によれば、このゴウヨウマツは四国系なのだそうで、当地方では珍しいのだそうである。
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