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大ヒノキの切株 |
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名称 静神社のスギ (しずじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 8.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県那珂市静(しず)(注2)
〃 3次メッシュコード 5440−53−94
〃 緯度・経度 北緯36度30分04秒
東経140度25分22秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年2月18日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2005年1月21日、那珂郡内の2町が合併して那珂市誕生。旧行政区は那珂郡瓜連町
JR水郡線静駅の西1.5km、那珂川左岸丘陵上に静神社が鎮座している。
主祭神は建葉槌命(しとりがみたけはづちのみこと)。倭文(しとり)氏の祖神で、機織りを司るとされている。因みに、倭文は「しずり」と読むこともあり、その読みが継承されて静神社になったとする説もあるようだ。
延喜式神名帳に載る古社で、常陸第二宮と称された。慶長7年(1602)には徳川2代将軍秀忠から神領150石を与えられている。大きな影響力を持っていた神社だと思われる。
標記のスギは、参道石段を登る途中、右手に立っている。2本の合体木ではないだろうか。
境内にはこの他にも巨木が多く、立派な社叢を有している。旧環境庁資料では、標記のスギに続き、目通り6.7m、5.8m、5.4mなどが列挙されている。
実は、境内には目通り7.0mの大ヒノキもあった。今回の訪問の主目的がそのヒノキに会うことだったが、残念ながら、目的はかなわなかった。
ごく最近に伐採されてしまったらしい。切断面がまだ瑞々しい切株との対面になってしまった。
※境内のヤマザクラに会うため、2020年に再訪した際には大杉が見当たらなかった。詳しいことは知らないが、どうやら伐採されてしまったらしい。(2020/04/05追記) |
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