ページタイトル:志和稲荷神社の大杉 サイトのシンボル

画像:志和稲荷神社の大杉No.1(幹と並ぶ)
 No.1のスギ(御神木)

画像:志和稲荷神社の大杉No.2(幹と並ぶ)
 No.2のスギ(目通り6.9m)
名称 志和稲荷神社の大杉
    (しわいなりじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 岩手県紫波郡紫波町升沢字前平
 
〃 3次メッシュコード 5941−20−66
 
〃 緯度・経度 北緯39度33分33秒
           東経141度04分39秒(注2)
紫波町指定天然記念物(1975年3月25日指定)(注3)
撮影年月日 2008年8月6日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)位置の精度にあまり自信なし
注3)「志和稲荷の大スギ群」として、境内のスギのうち数本を指定。もちろん写真の2本は含まれている





 東北自動車道紫波インターチェンジから西、滝名川沿いに遡ったところに志和稲荷神社が鎮座している。南部氏が治めていた頃は、日光街道を真似て、盛岡からここまで「稲荷街道」が作られたほどの大社であった。
 まず、示された作法に則って、下図の茅の輪(ちのわ)を潜り、神社にお参りを済ます。
 大杉は、社殿に向かって左の方からぐるっと奥に向かった先。背後の山中に立つ。
 途中、まず、少し高いところから大杉が1本、こちらを見下ろしている。多分これが山内No.3のスギだ。次に山道が90度右に折れるところに1本。これがNo.2だろう(左下図)。
 No.1の大杉は、そこから少し登ったところ。さすがに、ひと回りもふた回りも大きい。
 残念ながら、樹勢が衰えかけているようだ。幹には桶のたがのようなものが巻かれ、欠損枝が目立つ。緑も少ない。
 いままで人々の長寿祈願を受け入れてきた大杉だ。スギ自身も、余命を少しでも健やかに過ごして欲しいと思った。



画像:志和稲荷神社(鳥居と茅の輪)
 
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