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名称 白津からかさ松 (しろづからかさまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 福島県耶麻郡猪苗代町八幡字高瀬
〃 3次メッシュコード 5640−21−51
〃 緯度・経度 北緯37度32分46.0秒
東経140度08分32.5秒
猪苗代町指定天然記念物(1973年12月20日指定)
撮影年月日 2011年11月5日
注1)1992年11月1日に猪苗代町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
JR磐越西線川桁駅から県道323号(野老沢川桁停車場線)を北に向かう。白津集落で右折。からかさ松は、道路のすぐ脇に立っていた。
訪ねたのは、放射冷却で、かなり気温の下がった朝。明け方、草の葉に結んだ露が玉になっている。もう9時を過ぎたのに、猪苗代湖で発生した朝霧が、まだ少し残っていた。
それが、到着とほぼ同時に視界が開けた。まるで、私を待っていてくれたよう。
名前のとおり、広げた唐傘を立てたような、美しい樹形のアカマツである。樹勢も良さそうだ。
根元には三宝荒神の石祠。遠くでは磐梯山が姿を現した。
平成12年(2000)、からかさ松保全事業が実施されたようだ。松枯病に罹ることもなく、元気でいられるのは、そのおかげかも知れない。
今は耕地の一角という環境だが、案内板によれば、かつてここには八手山城主三浦経連の重臣の屋敷があったらしい。その邸内にあった松だといわれているそうだ。(しかし、三浦経連は鎌倉時代の人物である。この松に、それほどの樹齢を推測するのは、ちょっと無理があるように思う) |
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