|
羽黒神社大杉
羽黒神社参道 |
|
名称 羽黒神社大杉 (はぐろじんじゃおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 7m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県西置賜郡白鷹町山口
〃 3次メッシュコード 5740−20−43
〃 緯度・経度 北緯38度12分19.6秒
東経140度02分35.5秒
白鷹町指定天然記念物(1971年10月2日指定)
撮影年月日 2013年8月4日
注1)白鷹町教育委員会が設置(設置年月不詳)。なお、天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
柳ヶ沢山(やながさわやま、793m)から南東に延びる尾根の中腹、標高490mほどのところに羽黒神社がある。
祭神は保食命(うけもちのみこと)、大日靈貴命(おおひるめむちのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)の3柱。本社と思われる羽黒山の出羽(いでは)神社とは異なっているようだ。
以前は歩いて登るほかなかったが、近年になって自動車参道が出来た。
実は、それを当てにして訪ねたのだが、この道がまだ地図に載っていないことでもあり、麓のお宅で確認したところ、道があるにはあるが、数日前の大雨で土砂が道に流れ出て、目下通行止めだとか。
きっと、旧来の参道もダメなのでしょうね。と諦めかけたら、歩いて行くなら大丈夫。眺めも良いから是非行ってみたらいいとのこと。
確かに気持ちの良い道だった。妻と二人、還暦過ぎの足で鳥居から20分強。大杉の横に出た。(ちょうどここで自動車参道と合流する)
7mはどうかと思うが、すらっとして器量よしの、なかなかの大杉である。
案内板によると、このあたりでは昔から質の良い杉材が得られたらしい。明治10年(1877)の山形師範学校設立の際には、ここから用材が運ばれたそうだ。
幸か不幸か、この大杉は切られなかった。羽黒神社の神木とされていたからかも知れない。 |
|