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名称 白須賀のミズコナラ (しらすかのみずこなら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ミズコナラ(注2)
樹高 18m(注3)
目通り幹囲 6.3m(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県最上郡大蔵村白須賀
〃 3次メッシュコード 5840−01−39
〃 緯度・経度 北緯38度41分42秒
東経140度14分04秒
大蔵村指定天然記念物(1999年2月26日指定)
撮影年月日 2008年8月9日
注1)大蔵村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)ミズコナラはミズナラとコナラの雑種
注3)2000年に環境省が行ったフォローアップ調査による
白須賀は国道458号沿いの集落。最上川に架かる大蔵橋の南にある。
ミズコナラの巨木は、集落の中ほどに位置する旧家の裏手。山裾の畑の一角に立っている。
道路からは案内表示が無く、ミズコナラの姿も見えない。また、お屋敷を通していただく以外に、ミズコナラに到達することは出来ない。私も、白須賀に着くことはできたものも、さっぱり手がかりがつかめなかった。
ところが、たまたま尋ねたご婦人が、幸運にも所有者のお知り合いであった。丁寧に場所を教えて下さった上に、先方にも電話で知らせて下さった。感謝感激である。
正直に白状すると、訪れたのは休日の朝8時前。とてもお宅を訪ねられる時刻ではない。それで、誰にもご迷惑をかけずに到達できる場所でなければ、諦めようかと思っていたのだった。
電話で事前にご存じだったこともあって、奥様が応対して下さり、ミズコナラのところまで案内して下さった。本当にありがたかった。
かつては周囲を睥睨する巨木であったと思われる。今は主幹を途中で失い、すっかり背が低くなってしまった。その代わり、枝が横に長く伸びている。周囲の支柱は、その枝を支えるためのものである。幹の一部はすっかり朽ちて、いわば半面だけで生きている状態だが、樹勢は悪くなさそうだ。
訪問時現在、知られている限りでは、日本最大のミズコナラである。老木の割に樹勢が良くて嬉しかった。
きっと、大切に見守られているのだろう。 |
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