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名称 白木神社のイスノキ (しらきじんじゃのいすのき) 名称の典拠 なし 樹種 イスノキ 樹高 20m(注1) 目通り幹囲 4.0m(注1) 推定樹齢 600年(注1) 所在地の地名 大分県杵築市大田白木原(注2) 〃 3次メッシュコード 5031−24−26 〃 緯度・経度 北緯33度31分13.7秒 東経131度35分00.5秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2017年4月7日 注2)2005年10月1日、杵築市に合併。旧行政区は西国東郡大田村 国東(くにさき)半島を上空から俯瞰すると、半島中央に聳える両子山(ふたごさん、720m)付近から多くの県道が放射状に延びていることがわかる。 そのうちの1本が県道709号(俣水一畑線)である。安岐(あき)ダムの西に位置する俣水地区と走水峠(はしりみずとうげ)の西を結んでいる。北側の一部を除いて、ほぼ白木原川(しらきはらがわ)の谷を走る。 谷を走る全区間で、県道は左岸側を通るが、白木神社は右岸側。花渡路橋(かとろばし)を渡ったすぐ先。こんもり繁る社叢は県道からもよく見える。(脇見運転注意) イスノキは鳥居を潜って右側。環境省巨樹データベースに照らし合わせれば、大きい(太い)方から全国十五傑に入るイスノキである。(このイスノキ自体は未登録) 内部に焦げ痕が見られる。「豊の国の名樹」の説明を引用すると、『終戦の年(1945)、付近の腕白坊主どもが洞の中に棲むフクロウを捕らえようと燻(いぶ)したのが因(もと)で、枯損部に延焼し、消防団が出動するほどの騒ぎになったという。/怪我の功名で、これが空洞腐朽防止の外科手術的役割を果たしている。』とのこと。 かなり傷んだ姿ではあるが、残された大枝の元気は良さそうだ。当分は大分県一のイスノキの座を明け渡しそうにないように思われる。 |
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