ページタイトル:白岩のエドヒガン 当サイトのシンボル

画像:白岩のエドヒガン 名称 白岩のエドヒガン (しらいわのえどひがん)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 3.2m(注3)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 岩手県遠野市松崎町白岩10地割
 〃 3次メッシュコード 5941−04−03
 〃 緯度・経度 北緯39度20分11.4秒
           東経141度32分09.3秒
遠野市指定天然記念物(1987年5月21日指定)(注1)
撮影年月日 2024年4月18日

注1)エドヒガンとイヌザクラが根元でくっついていて、それら全体が天然記念物に指定されている。指定名称は「白岩のエドヒガン・イヌザクラの寄木」。ここではエドヒガンのみを取り上げたので、標記のように名付けた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。1988年報告値は480cmとしているが、それはイヌザクラをも含めた値だと思われる





 左図の桜は、JR遠野駅から直線距離で北東に約600m、早瀬川(はやせがわ)右岸側に立つ。
 近くに駐車出来る場所が無さそうだったので、早瀬橋下の河川敷駐車スペースから300mほど歩いた。
 桜は私有地内にあるのだが、桜の近くまで幅2mほどの土道の私道が延びていて、南に口を開いている。(桜を見学するだけなら自由に通らせていただけるように思われる)
 天然記念物としての名前は、エドヒガンとイヌザクラが根元を接して立つ姿を表しているのだろう。(「寄木」は「よせぎ」と読むそうだ)
 エドヒガンの方は根元で2幹に分かれているので、遠目には全部で3幹に見える。(左図で、ずいぶん傾いている手前の1本がイヌザクラ)
 訪ねた時、エドヒガンは満開。花色の淡いエドヒガンではあるが、空が青ければもっとずっと美しく見えたはずだ。黄砂の空が恨めしい。
 イヌザクラの方はこれから葉が萌え出ようというところ。小さな葉が少しだけ見える。花は葉の後なので、今は春の装いの準備中。
 エドヒガンとイヌザクラ、花を二度楽しむことができる桜である。
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