ページタイトル:白旗八幡神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:白旗八幡神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 白旗八幡神社のスギ
    (しらはたはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福島県会津若松市湊町共和字西田面(にしたづら)甲
 〃 3次メッシュコード 5640−10−51
 〃 緯度・経度 北緯37度28分01.3秒
           東経140度00分35.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月31日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 猪苗代湖の西に背炙山(せあぶりやま、863m)がある。交通機関が発達する前、猪苗代湖畔に住む人が、西方に位置する会津若松の町へ行くときに越えなければならなかった山である。朝、町に向かう時は朝日を、夕方家に帰る時は夕陽を背にすることから、背炙山と呼ばれるようになったという。
 その背炙山の東麓に西田面の集落があり、集落のほぼ中央に白旗八幡神社が鎮座する。
 1988年度の環境省調査では、境内から9本の巨木が報告された。
 その筆頭が幹囲470cmのケヤキ。それから30年以上を経て、今は5mを超えているかも知れないと思って訪ねてみた。
 確かに大きくなってはいたが、ケヤキはもう少しというところ。むしろ、幹囲450cmと報告されたスギの方がケヤキを追い越し、境内第一の巨木になっていた。
 拝殿に向かって左側に境内社の古峯神社があり、その祠の近くにスギが立つ。
 幹に注連縄を巻いている。
 白旗八幡神社の神木として、氏子の方々から大切にされていることと思われる。
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