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名称 白符大神宮の檜葉
(しらふだいじんぐうのひば)
名称の典拠 なし
樹種 ヒノキアスナロ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 350年(注1)
所在地の地名 北海道松前郡福島町白符
〃 3次メッシュコード 6240−11−59
〃 緯度・経度 北緯41度27分56.9秒
東経140度14分46.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月2日
注1)今田秀樹著「2018 北海道の巨樹・名木150選」による
白符は福島町中心部から海岸沿いに南へ約2.5km。漁港を中心に出来た集落である。
集落の西部、松倉山(661m)から東に延びてきた尾根が平地に落ちるところ、その先端部に白符大神宮が鎮座する。神社の標高は20mほどしかないのだが、家々より一段高いため、国道228号の白符橋付近からもよく見える。
掲示された「沿革」によると、寛文6年(1666)に松前美作守景廣が建立したといい、主祭神は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)。その後、近隣6社を合併して今はかなりの大所帯だ。
境内に立つヒノキアスナロが大きい。
実は、北海道が設置した記念保護樹木の案内板をはじめ、樹種をヒノキと説明しているものが殆どだが、ヒノキでないことは間違いない。(少し大きめの画像に葉の拡大図あり)
平凡社「日本の野生植物 木本T」によると、ヒノキアスナロは、北海道渡島半島南部から、南は栃木県・石川県まで自生するらしい。(ヒノキは北海道に自生しない)
この神木も、もとからの北海道産である可能性が大きいように思われる。
本殿の真後ろに立ち、神社創立の際に植えられたとされている。 |
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