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名称 北野家のモチノキ (きたのけのもちのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 モチノキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県輪島市忍町(しのぶまち)
〃 3次メッシュコード 5637−00−82
〃 緯度・経度 北緯37度24分21.7秒
東経137度01分36.2秒
輪島市指定天然記念物(1984年12月24日指定)
撮影年月日 2018年5月26日
注1)設置者名及び設置年月の確認を失念。ただし、この名称は天然記念物指定名称と一致しているので、輪島市教育委員会が設置した可能性大
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
名舟(なふね)漁港の東で日本海に注ぐ南志見川(なじみがわ)の支流の一つに、瓶ノ森山(かめのもりやま、375m)の北の谷を流れる川がある(河川名未確認)。その源流近く、左岸側斜面に家々が散在する小さな集落が忍町(しのぶまち)だ。
そのうちの1軒のお庭に立つ市指定天然記念物のモチノキを訪ねた。
実を言うと、見つけるのは容易ではなかった。
モチノキを所有する家は道路から引っ込んでいて、樹影は見えないし、天然記念物とはいえ、途中の案内表示もない。集落内の親切な方々のおかげで、およその位置を知り、さらに、お隣(といってもかなり離れているが…)の庭先を通らせていただいて、やっと辿り着いたというのが本音。
苦労の甲斐あって、素晴らしいモチノキだった。
能登には、さらに大きいモチノキが旧柳田村の本両寺にあるので、能登で一番とは言えないが、全国的に見ても、堂々たる大きさのモチノキである。樹勢も良い。
簡単に会いに行くことが出来ないのが残念だが、鄙に隠れた名木というところ。 |
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