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名称 信夫大清水のスギ
(しのぶおおしみずのすぎ)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 6.6m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 福島県福島市山田字田中
〃 3次メッシュコード 5640−43−54
〃 緯度・経度 北緯37度43分03.7秒
東経140度25分57.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年9月23日
注1)1983年に福島県総合緑化センターが刊行(福島県監修)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)「緑の文化財」による
東北自動車道の西、小さな集落の端に立つ。
大杉の足下には小さな湧水池があり、「山田大清水」とか「信夫大清水」とか呼ばれているらしい。
平成9年(1997)に福島県が建てた案内板によれば、明治13年(1880)編集の「信達二郡村誌」に、「大清水 東部清水山ノ下ノ路傍ニ在リ 三間四面バカリ 深サ二尺四寸バカリ 南ノ岸ニ老杉一株アリ 周囲二丈(6m) ソノ蔭池ヲ覆フ」との記述があるという。
信夫大清水の名は、昔、欽明天皇の石姫皇后が、この池で手を洗った後、信夫山に至った故事にちなむようだ。
池の畔には羽黒山碑があり、このあたりは修験系の霊地だったとも思われる。「虚空蔵前」「地蔵脇」「寺巻」「神ノ内」などの地名が残っている。 |
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