ページタイトル:王子神社のツブラジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:王子神社のツブラジイ 名称 王子神社のツブラジイ
    (おうじじんじゃのつぶらじい)
名称の典拠 「亀岡の名木」(注1)
樹種 ツブラジイ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府亀岡市篠町王子稲葉
 〃 3次メッシュコード 5235−34−99
 〃 緯度・経度 北緯34度59分47.1秒
           東経135度37分07.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月23日

注1)1996年6月に亀岡市が刊行
注2)その「亀岡の名木」による





 京都から国道9号を亀岡に向かう。市境を過ぎて老ノ坂トンネルを抜け、「王子」信号で右折すると、府道402号(王子並河線)である。かつての山陰道で、道幅が狭い場所もあるが、両側に家並みが続く。
 その府道に入って間もなく、左手に王子神社がある。
 案内板によると、鎌倉時代に勧請された熊野若一王子が当地の地名の由縁らしい。
 王子神社は、古い集落の東端に、大きな面積を占めていたと思われる。広い境内には鬱蒼と木々が繁り、「闇宮(くらがりのみや)」の異称があったほどだという。
 各地でしばしば見られるスギ樹林に囲まれた神社に比べれば、今の境内は明るいのだが、このツブラジイを見ていると、何となく「闇宮」の雰囲気が想像されるように思われる。
 本殿の右後方(向かって左奥)に立っている。
 失われた大枝も多いが、まだ元気が良さそうなツブラジイである。
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