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画像:親王塚のケヤキ

画像:親王塚のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 親王塚のケヤキ (しんのうづかのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県鹿島郡中能登町小田中(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5536−37−20
 〃 緯度・経度 北緯36度56分28.5秒
           東経136度52分43.4秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年10月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年3月1日、鹿島郡内の3町が合併して中能登町発足。旧行政区は鹿島町





 七尾街道(現国道159号)の東、集落の中に、小さな堀を隔てて親王塚がある。
 宮内庁が設置した案内板によれば、これは崇神(すじん)天皇の皇子大入杵命(おおいりきのみこと)の御陵墓であるらしい。一般人がみだりに内部に立ち入ることのないよう、柵が設けられている。
 崇神天皇は、西暦で言えば、紀元前の時代の天皇である。その時代の記録(?)が果たして正確なのかどうか、私などには全く見当がつきかねるが、宮内庁では実在した天皇とみなしているようだ。
 堀の外に立つケヤキも、2000年には及ばないだろうが、ずいぶん長い間生きてきたように見える。主幹はとうに失い、皮1枚になった後、腐朽して空洞となった内部空間に再び根が成長した。そんな感じである。今は、支えによって辛うじて立っている状況である。
 他の木々よりひと足早めの黄葉だ。でも、思ったより葉はたくさんつけていた。
 
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