ページタイトル:真湯原生林のカツラ 当サイトのシンボル

画像:真湯原生林のカツラ 名称 真湯原生林のカツラ
    (しんゆげんせいりんのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 不明
目通り幹囲 11m(注1)
推定樹齢 1000年以上(注1)
所在地の地名 岩手県一関市厳美町(げんびちょう)字須川
 〃 3次メッシュコード 5840−46−08
 〃 緯度・経度 北緯39度00分15.3秒
           東経140度51分04.7秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年5月20日

注1)「いちのせき市民活動センター」ウェブサイトに掲載されていた「市内の巨樹・目通り周ランキング」表による
注2)これは左図のカツラが見える遊歩道上の位置(カツラそのものの位置ではない)





 かつて深山の森は、日本に人が住み着いて後も、ほぼ手つかずのまま後世に伝えられ、神聖視もされてきた。
 しかし、昭和の無謀な戦争の後、驚くほどの早さで原生林が次々と伐採され、スギ等の人工林に変わってしまった。
 今、顧みれば、「何と愚かなこと」と思うのだが、住宅をはじめ、戦争で失った膨大な数の建物を再建するためにはやむを得なかったのかも知れない。(それにしても、やりすぎた感が拭えないが…)
 でも、原生林の全てが失われたわけではない。栗駒山(くりこまやま、1626m)北東麓の一部もそのひとつ。
 「真湯自然観察教育林」と名付けられた原生林の面積は約86ヘクタール。東京ドームの18倍くらいだから、森として十分に広いとは思わないが、それでも残されて良かった。
 真湯の原生林は、国道342号に沿って広がり、むしろアクセスしやすい場所にある。その外側は人工林となっていることから、意図的に残されたことは明らか。(当時の担当責任者に拍手を送りたい)
 林内には遊歩道が整備され、迷うことなく散策できる。
 どうやら、なるべく多くの巨木の近くを通るように敷設されたようだ。(遊歩道以外は進入不可)
 目に付く巨木ではカツラが圧倒的に多い。幹囲6m超の株がごろごろしている感じ。
 地理院地図を見ると、三角山(さんかくやま?、734m)の南に「東桂沢」「西桂沢」と名付けられた沢があることから、このあたりには昔からカツラが多く自生していたのだろう。
 私はキャンプ場の管理棟から歩き始めた。(ここの駐車場はキャンプ場利用者用と思われるが、がらがらに空いていたので管理棟責任者にお断りして駐めさせていただいた。キャンプ場を利用しない時は真湯温泉センター駐車場に駐めるのが普通。なお、管理棟関係者の皆さんはとても気持ちよく対応して下さった。改めて御礼申し上げたい)
 平日の朝、今にも降り出しそうな空模様だったので、遊歩道では誰にも会うことなし。
 存分に原生林の空気を堪能させてもらった。
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