|
|
|
名称 下浦船場天満宮の大楠
(しもうらせんばてんまんぐうのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 500年余(注3)
所在地の地名 熊本県天草市下浦町船津(注4)
〃 3次メッシュコード 4830−41−98
〃 緯度・経度 北緯32度25分01.3秒
東経130度13分23.1秒
天草市指定天然記念物(1984年1月9日指定)
撮影年月日 2011年8月7日
注1)旧本渡市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月27日、2市8町が大合併して天草市誕生。旧行政区は本渡市
天草の上島と下島を結ぶ瀬戸大橋の東詰めから、本渡瀬戸沿いに海岸を5kmほど南下したところが下浦である。
下浦第一小学校のところで国道266号から分かれ、西に向かう一本道を進んで行くと、やがてこのクスノキが見えてくる。
クスノキは天満宮境内の端、石垣の上に立っている。
根元付近がトックリ状に大きくなっている。大クスノキでときどき見られる姿だ。どういう状況がこのような姿を作るのだろうか。
私見だが、木を取り囲む土が軟らかく、根が地表近くで横方向に十分伸びることが出来る場合には、根と幹は滑らかな美しい曲線を描いて繋がるように思われる。若いうちに根が横へ広がることができなかったとき、このような姿になるのではなかろうか。(識者のご意見を待ちたい)
上下二つの島が橋で結ばれる前、船場は両島を結ぶ水上交通の拠点として栄えたらしい。
このクスノキが航行の目印とされたこともあったのだろうか。 |
|