ページタイトル:下唐原貴船神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:下唐原貴船神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 下唐原貴船神社のクスノキ
    (しもとうばるきふねじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 福岡県築上郡上毛町下唐原(注3)
 〃 3次メッシュコード 5031−21−74
 〃 緯度・経度 北緯33度34分05.9秒
           東経131度10分56.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地の樹名板による
注3)2005年10月11日、築上郡内の2村が合併して上毛町(こうげまち)誕生。旧行政区は築上郡大平村





 かつて築上郡大平村(たいへいむら)だったと書くと、ずいぶん辺鄙な奥地を想像されると思うが、ここはちょっと様子が違う。
 貴船神社の斜め後方にある恒久橋(こうきゅうばし)で山国川(やまくにがわ)を渡ると、そこはもう大分県中津市だ。中津市は、大分県内で、大分、別府に次いで第三の人口を擁する都市である。
 貴船神社からJR中津駅までは、直線距離で3km強。福岡県内の大都市からはずいぶん遠いが、生活圏としては実質的に中津市の一部のようなものである。
 従って、貴船神社も市街地の神社の様相を呈している。
 境内の端、道路近くに立つクスノキが、クスノキとしては、旧大平村一番の大クスである。クスノキの傍らに『大平村「なんでも村一番の木」/クスノキ』の立札が添えられている。
 この立札がなければ、ここが中津市でなく上毛町であることを忘れてしまいそうだった。
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