ページタイトル:下菅沢の祖霊桜 当サイトのシンボル

画像:下菅沢の祖霊桜 名称 下菅沢の祖霊桜 (しもすげざわのそれいざくら)
名称の典拠 「茅野市内の桜について」(注1)
樹種 エドヒガン(シダレザクラ)
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 4.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県茅野市豊平(下菅沢)
 〃 3次メッシュコード 5438−01−14
 〃 緯度・経度 北緯36度01分09.6秒
           東経138度11分01.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月23日

注1)茅野市公式ウェブサイトのコンテンツの一つ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 国道152号(メルヘン街道)を茅野から白樺湖方面に向かうとき、諏訪東京理科大学を過ぎて間もなく、福沢工業団地の南を通る。標記のシダレザクラが立つ下菅沢は、国道から見ると、工業団地の背後。(途中に案内の類が無いので、場所がわかりづらいかも知れない)
 祖霊桜の名からも想像できるように、この桜も墓地のシダレザクラである。
 余談だが、長野県では寺院の墓地以外に、血縁者一族専用の墓地がいたる所にあり、そんな墓地には目印となる樹木が植えてあることが多い。そして、樹木の種類としてはサクラが圧倒的に多いように思われる。
 訪ねた時は8分咲き。もう満開と言ってもよさそうな状態だったが、地元の人の話では、「今年の花は少し寂しい」とのこと。 鷽(ウソ)に花芽を食べられてしまったのだそうである。本来ならば、もっとたくさんの花が咲くのだ。
 でも、これだけ花をつけていれば文句なし。薄衣を纏った姿と思えばよい。
 残雪の八ヶ岳を背景に、十分に美しかった。
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