ページタイトル:下庄八幡神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:下庄八幡神社のクスノキ 名称 下庄八幡神社のクスノキ
    (しものしょうはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県みやま市瀬高町下庄(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−53−88
 〃 緯度・経度 北緯33度09分29.8秒
           東経130度28分24.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2007年1月29日、互いに隣接する3町が合併して「みやま市」誕生。旧行政区は山門郡瀬高町





 矢部川(やべがわ)に架かる国道443号瀬高橋東詰の東200mほどの位置に、下庄八幡神社が鎮座する。
 祭神は、応神天皇とその両親である仲哀天皇、神功皇后の計3柱。
 境内に掲げられた神社記によれば、大治6年(1131)、崇徳天皇の御代に大竹樋口の八幡宮の別宮として創建されたようだ。(地図を調べると、JR瀬高駅の南西に「大竹」という交差点がある。その付近に八幡宮があったのだろうか)
 大クスは、拝殿に向かって右手前。駐車場側に立っている。
 なかなか立派な姿をしているように思ったが、平成3年(1991)9月、相次いで襲った17号と19号の二つの台風で大きな被害を受けたらしい。なにしろ、瞬間風速が50m/s以上の暴風が吹き荒れたというから、かなりの被害を受けたのだろう。以前のクスノキは、もっとすばらしい姿をしていたわけだ。
 その際に、社殿を初めとする建物群も、痛ましいほどの被害を受けた。すべての氏子さんと、賛同する篤志者が協力して復興を成し遂げたと、「台風被害復旧工事記念碑」にある。
 クスノキが被害を受けたこともその碑によって知った。
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