ページタイトル:下小田のクロマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:下小田のクロマツ 名称 下小田のクロマツ (しもおだのくろまつ)
名称の典拠 「日本の松樹」による
樹種 クロマツ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 3.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県焼津市下小田
 〃 3次メッシュコード 5238−22−06
 〃 緯度・経度 北緯34度50分18.7秒
           東経138度19分34.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年10月3日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 焼津漁港の南方、市立港中学校の西350mほどの位置に立つクロマツ。港小学校からは南に250mほど。
 環境省巨樹データベースによれば所有者は社寺となっている。しかし、現在、マツの近くにお寺や神社は見当たらない。周囲が墓地になっていることから想像すると、少し前まで、ここはお寺の境内だったのかも知れない。
 ネット情報その他を総合すると、かつては「しもの一本松」と呼ばれて目立つ存在だったようだが、近年になって住宅や商店がたくさんできて、見通しが悪くなってしまったようだ。少し離れるとマツの姿は認めがたい。
 整然と配置された道路や、周囲に垣間見える農地が、かつてここに農村的な風景が広がっていたことを想像させる。
 周囲の環境変化は今も進行中だが、マツの樹勢は悪くなさそうだ。
 大きさにはまだ物足りないものがあるものの、なかなか立派なクロマツである。
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