ページタイトル:下市田のヒイラギ 当サイトのシンボルマーク

画像:下市田のヒイラギ 名称 下市田のヒイラギ (しもいちだのひいらぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒイラギ
樹高 7m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2) これは根回り
推定樹齢 560年(注2)
所在地の地名 長野県下伊那郡高森町下市田流田
 〃 3次メッシュコード 5337−27−40
 〃 緯度・経度 北緯35度32分39.0秒
           東経137度52分37.1秒
長野県指定天然記念物(1962年7月12日指定)
撮影年月日 2018年4月21日

注1)長野県教育委員会と高森町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)「信州の文化財検索」による





 JR飯田線下市田(しもいちだ)駅の東、旧家のお庭に立つヒイラギ。ヒイラギの前を生活道路が通っているため、道路からもヒイラギの姿がよく見える。
 案内板によると、所有者の祖は但馬国豊岡城主細川清成の後裔といい、2代清家は応永の乱(1399)の後、信濃国に浪人、下條の陣で松岡氏に加勢し、客分として迎えられた。3代清俊は市田郷中村に居を構え、所有地の境界木として3ヶ所にヒイラギを植えた。そのうち2ヶ所は枯れてしまったが、1ヶ所だけは残った。それがこのヒイラギである。凡そそのようなことが書かれていた。
 古い写真と比べると、支幹の1本が途中で折れ、規模が小さくなってしまったように思われるが、今も堂々たる大ヒイラギであることに変わりはない。
 素人目ながら、樹勢も良好なように思われる。
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