ページタイトル:下原八幡宮のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:下原八幡宮のスギ 名称 下原八幡宮のスギ
    (しもはらはちまんぐうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 富山県南砺市利賀村下原(注3)
 〃 3次メッシュコード 5436−67−39
 〃 緯度・経度 北緯36度31分45.1秒
           東経136度59分14.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年12月11日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)宮誠而さん提唱の「M式」を真似て幹囲を実測(環境省データは506cm)
注3)2004年11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡利賀村





 砺波平野を縦断して日本海に注ぐ庄川(しょうがわ)は、平野に出る直前まで深い谷を刻む。谷の両岸は急勾配の斜面で、人が住むには適さないように思うのだが、そんな地域でも、少しでも傾斜の緩い場所を選んで小さな集落が散在する。先人の努力が偲ばれる。
 左図の大杉が立つ利賀村下原もそんな集落の一つ。小牧ダムから、いくつものトンネルが連続する国道156号を4.3kmほど遡ったあたり。(集落は国道より一段高い場所にある)
 駐車できそうな場所が集落内になかったので、国道脇の駐車スペースに車を置いて歩いた。(下原集落のすぐ南、栃原集落に至る道の入口近くに駐車スペースあり)
 目指す八幡宮は集落の最上部。社殿まで急な石段が続く。
 想像していたより大きな社殿で、境内もよく清掃されていた。ほんの数軒しかない集落の方々がここまでちゃんと維持されていることに頭が下がる。
 本殿の背後、さらに高みに大杉が立ち、社殿を見おろしている。
 注連縄はないが、神木とされているとしてもおかしくない立ち位置である。
 きっと大杉も大切にされているのだろうと思われる。
ボタン:富山県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る