ページタイトル:不動堂のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:不動堂のカツラ(幹と並ぶ) 名称 不動堂のカツラ (ふどうどうのかつら)
名称の典拠 「ふくしまの巨人たち(南会津地区)」(注1)
樹種 カツラ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 16.1m(注2)
推定樹齢 360年(注2)
所在地の地名 福島県南会津郡下郷町大松川
 〃 3次メッシュコード 5539−67−61
 〃 緯度・経度 北緯37度13分26.8秒
           東経139度53分45.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月31日

注1)福島県公式ウェブサイトの一つ
注2)上記「ふくしまの巨人たち」による





 会津鉄道会津下郷(あいづしもごう)駅の北東で、国道121号と同289号が分かれる。
 その分岐点から289号を白河方面へ道なりに約5.0km。右手に木令(もくれい)集落への生活道路入口が開き、「お不動さま直売所」の案内が出ていた。曲がってすぐに駐車場も。私が訪ねた時の直売所は休業期間中だったようなので、少しの間、車を置かせていただいた。
 集落に向かって歩き始めると、間もなく国道側に杉木立に囲まれた不動堂が見える。
 この日、境内では10人ほどの方々が、落葉を片付けたり、水路の清掃をしたりしておられた。平日の作業ゆえ、年配の方ばかりだったが、冬から春への季節代わりを機に境内を整えようというのだろう。
 軽く挨拶を交わし、カツラへ。
 カツラは御堂の裏手。幹に注連縄が巻かれている。
 複数幹から成るカツラだが、下部の幹はみなぴったりくっつき、根元近くでは全く一体化している。データほどの太さは感じなかったけれども、素晴らしい大カツラだ。
 特に、力強い根張りが印象的。このカツラ1本で、背後の斜面が崩落するのを防いでいると思われるほど。
 根の隙間に、小さな不動明王。
 いま供えられたばかりのサカキが瑞々しかった。
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る