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名称 観音寺大欅 (かんのんじおおけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県筑西市中館(注3)
〃 3次メッシュコード 5439−37−98
〃 緯度・経度 北緯36度19分57秒
東経139度58分35秒
下館市指定天然記念物(1977年3月24日指定)
撮影年月日 2009年2月21日
注1)1994年5月1日に下館市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2005年3月28日、1市3町が合併して筑西市誕生。旧行政区は下館市
五行川西岸台地上、真岡鉄道折本駅の南南東1kmほどのところに、天台宗施無畏山観音寺がある。
同寺縁起によれば、用明天皇(在位585〜587)の御代、法輪独守が仏像を背負って中国から渡来し、当地に安置したことに始まると伝え、承元2年(1208)に藤原(伊達)朝宗が本堂を造営して祖先の菩提を弔ったことから、寺では朝宗を開基としている。江戸時代には、朱印地40石を有していたというから、相当な大寺であった。(平凡社「茨城県の地名」を参考にした)
五行川を見下ろす位置に立つ大ケヤキが、市天然記念物に指定されている。
小さな瘤が多く目立つ。材木としては、いわゆる玉目のケヤキとして珍重されることと思われる。
伐られてしまわないで良かった。 |
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