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名称 下小坂の大ケヤキ (しもおさかのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 31m/31m(注2)
目通り幹囲 5.9m/5.7m(注2)
推定樹齢 500年余(注3)
所在地の地名 埼玉県川越市下小坂
〃 3次メッシュコード 5339−73−37
〃 緯度・経度 北緯35度57分04.0秒
東経139度27分40.3秒
川越市指定天然記念物(1972年2月8日指定)
撮影年月日 2010年11月23日
注1)川越市教育委員会が設置(設置年月不詳だが、2002年1月より遡ることはなさそうだ)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による。いずれも、前者が向かって右側の個体のデータだと思われる
注3)上記案内板による
坂戸市との市境近く、入間川支流の小畔川に架かる□(草冠に「刺」と書く)橋(しばし)の北詰から、左岸下流側の道路を、川沿いに300mほど進んだところに立つケヤキ。
白鬚神社の参道両脇に植えられたケヤキが大きくなり、もう間もなく参道を塞いでしまいそうな勢いだ。
案内板によると、向かって右が「赤欅」、向かって左が「青欅」と呼ばれているという。生憎の雨降りで幹が黒々と濡れていて、樹皮の色が分かり難かったが、そう言われれば、なるほど右のケヤキの表皮は少し赤みがかっている。
ところで、ケヤキを材木として見る場合、赤みが強く出る材を「赤ケヤキ」と呼んで、より高く評価する、と聞いたことがある。
はたして表皮の色と木材の色に関係があるのかどうか。浅学にしてそのあたりは知らないが、いずれにしろ、ここでいう「赤欅」「青欅」は、表皮の色のことだと思われる。
現在、樹高に少し差が生じつつあるようだ。しかし、体格はほぼ互角と言ってよい。
これからも、競いつつ、さらに大きくなってもらいたいものだ。 |
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