ページタイトル:河内神社の大杉 当サイトのシンボル

画像:河内神社の大杉(幹と並ぶ) 名称 河内神社の大杉 (かわちじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称より(注1)
樹種 スギ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 愛媛県北宇和郡鬼北町下大野(注4)
 〃 3次メッシュコード 4932−75−87
 〃 緯度・経度 北緯33度19分19.2秒
           東経132度43分02.9秒
鬼北町指定天然記念物(1977年10月28日指定)
撮影年月日 2013年5月14日

注1)天然記念物指定名称は「河内神社の大杉及び社叢」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2006年1月に鬼北町教育委員会が設置した案内板による
注4)2005年1月1日、北宇和郡内の1町1村が合併して鬼北町誕生。旧行政区は北宇和郡広見町





 国道320号(檮原街道)「下大野橋」バス停近くで国道と別れ、広見川の支流(河川名不詳)沿いに北上する。
 はじめ左岸側を走っていた道が右岸側に移って約400m、対岸に大杉と鳥居が見える。これが河内神社だ。
 神社専用の小橋を渡り、石段を上りきると、大杉とご対面。大杉は向拝とお揃いの注連縄をつけている。
 いわゆるオモテスギのタイプ。主幹が直線的に伸び、樹皮模様も、捻れることなく幹と平行に、行儀良く連なっている。器量よしの大杉である。
 しかし、何故か、全体に、向かって右側に傾いている。樹形から想像すると、傾くようになったのは、そう昔のことではあるまい。
 2006年に調査された「えひめの身近な巨樹・名木調査書」には、傾きについての記述がない。掲載された写真でも、まっすぐ立っているように見える。傾きは、その後のことだろうか。
 なお、境内には、5.2mのイチイガシ(それともツクバネガシ?)もあったが、今はもうない。訪問時には、骸(むくろ)となって横たわっていた。
 
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