ページタイトル:下阿田木神社のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:下阿田木神社のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 下阿田木神社のイチョウ
    (しもあたぎじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県日高郡日高川町皆瀬(注3)
 〃 3次メッシュコード 5035−72−79
 〃 緯度・経度 北緯33度58分53.1秒
           東経135度21分46.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月22日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2005年5月1日、1町2村が合併して日高川町誕生。旧行政区は日高郡美山村






 日高川に架かる国道424号美山大橋の西の山裾、10mほど高い位置に下阿田木神社が鎮座する。
 案内板によれば、「愛徳山熊野権現縁起(あたぎやまくまのごんげんえんぎ)」に天仁2年(1109)創建と伝える古社で、明応3年(1494)銘の棟札が残る本殿は県指定文化財。また平安時代後期の木造男神坐像および木造女神坐像も県指定文化財。ほかに、年始めに行う「お弓神事」が今も伝わり、これは県指定無形民俗文化財。延々と歴史を受け継いできた神社なのだ。
 大イチョウは社殿に向かって右手。美山大橋付近からよく見える。
 単幹で、すっくと立ち上がり、イチョウとしては背が高い。素人目ながら、樹勢も良好そうに見える。
 葉を黄色に染める季節には、当地のランドマークになることだろう。
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