ページタイトル:嶋勝神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:嶋勝神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 嶋勝神社のクスノキ
    (しまかつじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 伝承300年(注1)
所在地の地名 三重県北牟婁郡紀北町島勝浦(注3)
 〃 3次メッシュコード 5136−12−24
 〃 緯度・経度 北緯34度06分40.7秒
           東経136度17分59.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年3月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注3)2005年10月11日、2つの町が合併して紀北町誕生。旧行政区は北牟婁郡海山町(みやまちょう)





 地図で見ると、JR紀勢本線相賀(あいが)駅の東の海上に島勝半島がある。
 この半島は、いかにもリアス海岸の半島らしく、半分島という程度でなく、ほぼ全体が島で、その一部が本土に繋がっているという表現の方が近い。
 半島を東西に貫く稜線上に紀北町と尾鷲市(飛地)の境界線が走り、県道202号(須賀利港相賀停車場線)が須賀利(すがり)トンネルで両者を結んでいる。須賀利トンネルの紀北町側が島勝浦で、そこに嶋勝神社が鎮座する。(神社名には「浦」がないが、もともとこの地は島勝と呼ばれていたのではないだろうか。神社名のみならず、上記のように半島名も、集落西のトンネルもバス停もみな島勝である)
 左図のクスノキは拝殿の左(向かって右)。拝殿よりも一段低い平面に立つ。
 環境省資料による幹囲は515cm。2000年データとなっているが、中身は1988年度報告値と同じなので、1988年以前の数値とみた方がよさそうだ。対面した印象でも、もっと太いように思ったので、実測したところ569cmあった。
 幹に見えるコブは、横枝を切った痕だろうか。
 データからも想像できるように、今も着実に大きくなりつつあるようだ。
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