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名称 志岐城下のアコウ (しきしろしたのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県天草郡苓北町志岐字城下
〃 3次メッシュコード 4830−60−04
〃 緯度・経度 北緯32度30分19.5秒
東経130度03分27.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月7日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
国道324号沿いにある苓北養護学校前の三叉路を南に入り、南南東に向かって道なりに直進。約1kmで志岐川を渡るが、その左手(上流側)、右岸に、このアコウが立っている。(アコウは橋の手前からもう見えている)
仰ぎ見るアングルで撮りたいと思って、対岸の川原に下り、胸まで繁る草を掻き分けて近づいてみた。しかし、残念ながら、下枝が密に繁っていて、アコウ独特の樹肌の様子がよく見えない。
諦めて、今度は橋の袂のお宅にお邪魔した。庭先を通らせていただくためである。快諾を得て、アコウの幹を間近に見ることが出来た。(アコウの所有者ではないとのことだったが)
こちらからは「引き」をとれないのが残念だが、アコウに触れることができただけでも幸いと言わねばならない。文化財とは違い、もともと第三者が訪ねてくることは想定されていないのだから。
すばらしいアコウだった。大きさも十分。半球形の立派な樹冠を戴いているところを見れば、樹勢も良好なのだろう。
これほどのアコウなのに、知る人がほとんどいないのが不思議である。 |
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