ページタイトル:鹿山神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:鹿山神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 鹿山神社のクスノキ
    (しかやまじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 900年(注2)
所在地の地名 長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷(鹿山)
 〃 3次メッシュコード 4929−57−61
 〃 緯度・経度 北緯33度08分15.4秒
           東経129度53分40.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)注連縄に掛かる樹名板(多分、鹿山神社が設置)による





 鹿山神社は波佐見町役場のすぐ西の高台上に鎮座している。
 掲げられた由緒記(二種類あり)によると、治承年間(1177〜81)、「剣の御前」と呼ばれる平家の女人が当地に落ちてきて、(護持仏を?)神体に祀ったのが神社の始まりという。
 キリシタン大名大村純忠(おおむらすみただ、1533〜87)の時代に破却されたが、寛永年中(1624〜45)に再建。明治の神仏分離で、神体だった仏像を廃し、建御雷男之神(たけみかづちおのかみ)を祭神として奉斎。現在に至っているようだ。
 参道の途中に大クスが立っている。
 上記樹齢からは、神社創建と同時にクスノキを植えたとする伝承が窺える。しかし、各地の大クスと比べ、実際の樹齢はもっと若そうに思われる。
 高台に立つことでもあり、大クスの立派な樹冠が周囲からよく見える。 
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