ページタイトル:志賀神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:志賀神社のクスノキ 名称 志賀神社のクスノキ (しかじんじゃのくすのき)
名称の典拠 粕屋町公式ウェブサイト(注1)
樹種 クスノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 福岡県糟屋郡粕屋町仲原2丁目
 〃 3次メッシュコード 5030−33−27
 〃 緯度・経度 北緯33度36分33.1秒
           東経130度28分03.8秒
粕屋町指定天然記念物(1984年4月6日指定)
撮影年月日 2017年4月1日

注1)天然記念物指定名称は単に「クスノキ」
注2)粕屋町教育委員会と粕屋町文化財保護委員会が連名で設置した案内板による(設置年月不詳)





 粕屋町には町指定文化財(天然記念物)のクスノキが3本ある。いずれもなかなかの巨木なのだが、環境省巨樹データベースには粕屋町から登録された巨木は1本もなく、これまでの探訪計画からはいつも外れていた。それらの存在を知ったのは、「福岡県在住の巨樹ファン」からいただいたメールによってである。(感謝)
 その3本の大クスのうちの1本が志賀神社にある。
 志賀神社の祭神は底津少童神(そこつわたつみのかみ)・中津少童神(なかつわたつみのかみ)・表津少童神(うわつわたつみのかみ)のいわゆるワタツミ三神である。
 ワタツミは(綿津見と記されることが多い)海の神である。神話に疎い私には、綿津見三神と住吉三神の役割分担がよく分からないのだが、いずれも航海の安全を守ってくれる神のようだ。
 志賀神社には、表参道と並行して自動車参道があり、その奥、駐車場の先に大クスが立つ。
 横に長く枝を伸ばし、その枝を支柱で支えているのだが、金属部分が大枝に食い込んでいる。ずいぶん前からこの姿勢を保っているようだ。
 神木として大切にされているクスノキである。
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