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名称 志賀丹生神社のスギ (しがにうじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 7.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県伊都郡かつらぎ町志賀宮原
〃 3次メッシュコード 5135−24−60
〃 緯度・経度 北緯34度13分22.0秒
東経135度29分54.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月26日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
志賀は、高野山に至る国道480号志賀トンネル西口近くの集落。国道から南に100mほど離れて丹生神社が鎮座する。
承元元年(1207)、後鳥羽上皇高野山行幸の砌り、当地の佐内彦六なる人物が道案内をした。彦六はその功績で志賀荘の下司職を賜り、それから遠からぬ時期に天野の地から勧請したものらしい。(和歌山県神社庁の神社紹介ページより。なお案内板ではこれと年代が異なり、文治5年(1189)、後鳥羽天皇を案内したとしている。しかし、天皇在位中に詣でたというのは無理があるのでなかろうか)
主祭神の4柱は上天野の丹生都比売神社と同一である。本家の丹生都比売(にうつひめ)神社でも、4柱のうち、本来の祭神であるニウツヒメとタカノミコ以外の2柱は承元2年(1208)に加わったと伝えられているらしいので、新加入の神様も同時に勧請されたというわけだ。
丹生神社というのが正式名であるが、地元では丹生高野明神と呼ばれているようで、案内板にもその名が用いられていた。
社殿の左右に大杉が立っている。向かって右が標記の大スギ。そして左は5.6mとされている。
いずれも背の高いスギである。 |
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