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名称 七星宮の楠 (しちせいぐうのくすのき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 伝承600年(注2)
所在地の地名 佐賀県小城市三日月町長神田(ちょうかんだ)(佐織)(注3)
〃 3次メッシュコード 4930−71−37
〃 緯度・経度 北緯33度16分55.1秒
東経130度13分18.1秒
小城市指定天然記念物(1979年6月2日指定)
撮影年月日 2015年3月22日
注1)設置者名・設置年月とも不詳。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年3月1日、小城郡内の4町が合併して小城市誕生。旧行政区は小城郡三日月町
佐織に鎮座する七星宮は、三日月中学校の北西200mほど。
二の鳥居の先、向かって左手に、大クスが立つ。
地上2m弱の高さで、ほぼ同じ太さの2幹に分かれ、やや太いかなと思う方の幹には、4mほどの高さに大きな瘤がついている。根元には空洞ができているようだ。
ところで、常緑樹のクスノキも、新葉が伸長する頃になると、古い葉は後進に道を譲って紅葉し、落葉する。4月末〜5月上旬頃に一斉に落葉するそうだが、その時期は私の探訪旅行とタイミングが合わず、残念ながら、まだその光景を見たことがない。
ただし、一斉とまではいかないけれども、その前でも、ちらほらとは落葉する。この七星宮のクスノキも、枝の一部が赤く見えるほどに紅葉していた。
今回の探訪旅行ではたくさんのクスノキを目にしたが、紅葉という面では、七星宮の楠が一番だったように思う。 |
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