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名称 四尾連のリョウメンヒノキ
(しびれのりょうめんひのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒノキ
樹高 28m/27m(注2)
目通り幹囲 6.3m/4.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山梨県西八代郡市川三郷町山保(四尾連)(注3)
〃 3次メッシュコード 5338−24−21
〃 緯度・経度 北緯35度31分39秒
東経138度30分50秒
山梨県指定天然記念物(1980年9月18日指定)
撮影年月日 2011年5月21日
注1)山梨県教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年10月1日、市川大門町、三珠町、六郷町の3町が合併して市川三郷町誕生。旧行政区は西八代郡市川大門町
四尾連湖の東に登山客・観光客のための有料駐車場がある。そこに車を停めて、四尾連湖の南の尾根道を歩く。目指す子安神社までは約800m。
尾根道の入口にチェーンが掛けられているが、これは車の進入を拒否するため。歩く分には、自由に通行可能。
軽トラックなら十分に走行可能な道幅が、子安神社まで続く。勾配も緩く、とても歩きやすい。
社殿の横手に、2本の大ヒノキが立っている。
樹名の「四尾連」は地名。「リョウメンヒノキ」というのは、ある種の奇形で、ヒノキを特徴づける葉裏の「Y」字模様が現れず、表裏両面とも同じようだということで名付けられた名らしい。鶯宿峠に立つものが有名だが、このヒノキもそうなのだろうか。案内板は、その点について何も触れていなかったが。
子安神社から四尾連湖に至る小道は、ヒノキの人工林内を通る。材木にするための、人工林の優等生たちと比べると、大ヒノキの規格外の力強さは痛快である。何でも右へ倣えでは、やはり面白くない。
時間に余裕があったので、帰途は四尾連湖沿いの道を選んだ。いかにも高原の湖らしい、美しい湖だった。 |
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