ページタイトル:舎利蔵のなぎの木 当サイトのシンボルマーク

画像:舎利蔵のなぎの木 名称 舎利蔵のなぎの木 (しゃりくらのなぎのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ナギ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 3.2m(注1)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 福岡県福津市舎利蔵水上(注3)
 〃 3次メッシュコード 5030−44−83
 〃 緯度・経度 北緯33度44分30.4秒
           東経130度32分14.1秒
福岡県指定天然記念物(1960年8月16日指定)
撮影年月日 2017年4月1日

注1)環境省巨樹データベース(2012年調査)による
注2)福津市が設置した(?)「舎利蔵自然林」と題する案内板による
注3)2005年1月24日、宗像郡内の間町と屋崎町が合併して福津市誕生。旧行政区は宗像郡福間町





 舎利蔵は、九州自動車道古賀サービスエリアの東方約1.8km。山中の集落である。
 かつてここに、舎利山勝宝寺(しゃりざんしょうほうじ)という名のお寺があったらしい。養老2年(718)、行基(ぎょうき)が仏舎利を安置して開基したと伝えられ、それが舎利蔵の名の由来だという。(案内板より)
 勝宝寺は廃寺となったが、その跡地にイスノキやカシ、シイ等が茂る森が残された。この「舎利蔵自然林」は、「福岡県の自然百選」にも選ばれている。
 ナギもそのメンバーだ。境内平面にも裏山にも姿が見える。(ナギの木には、「なぎ」と書いた緑色のプレートが付けられている)
 大きさでは、鐘楼近くに立つのが1番。コンクリート製の収蔵庫奥に立つのが2番だろうか。大きさの違いは僅かで、ちょっと見には同じくらいの大きさに見える。
 合併して福津市になる前の福間町時代は、「町の木」がナギだった。
 選定に当たっては、この「舎利蔵自然林」のナギが頭に浮かんだのだろうと思われる。
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