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名称 遮那桜 (しゃなざくら)
名称の典拠 天然記念物指定名称より(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 伝800年以上(注3)
所在地の地名 宮城県登米市中田町浅水(なかだちょうあさみず)字長谷山(はせやま)(注4)
〃 3次メッシュコード 5841−02−32
〃 緯度・経度 北緯38度42分08.0秒
東経141度16分47.8秒
登米市指定天然記念物(1986年10月31日指定)
撮影年月日 2026年4月13日
注1)天然記念物指定名称は『桜「遮那桜」』。そのうちの「 」内だけをいただいた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。なお同書および環境省巨樹データベースでは樹種をヤマザクラとしているが、エドヒガンが正しい
注3)源義経の手植えと伝承されることから
注4)2005年4月1日、登米・本吉2郡にまたがる9町が大合併して登米市誕生。旧行政区は登米郡中田町
三陸沿岸道路登米インターチェンジの北北東約3.1km。北上川がまるで折り畳まれたように蛇行する地点の右岸高台に、天台寺門宗遮那山長谷寺(ちょうこくじ)がある。
案内板によると、大同2年(807)に坂上田村麻呂が勧請。奥州観音霊場の第24番札所とされているという。
本堂に向かって右手前に立つエドヒガンの古木が「遮那桜」と呼ばれている。
「遮那」は、華厳経において世界の中心的存在とされる毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)の名の一部。奈良東大寺の大仏はこの毘盧遮(舎)那仏を象った仏像で、盧遮那仏とか遮那仏とか、省略形で表記されることもある。
従って山号とされることもあるのだろう。この長谷寺の山号は遮那山である。
一方で、手植え伝説の主人公である源義経は、幼児期から光るものがあったのか、義経を名乗る前、遮那王と呼ばれた時代があった。
桜の傍らに立つ標柱側面に記された説明では、「義経の童名遮那王丸と山号遮那山の奇縁にちなんで遮那桜と命名されたという」とのこと。
確かに古木ではあるが、推定樹齢800年はさすがに長すぎる気がする。
このような由緒づけは、この桜を粗末にするな、まして伐ったりしてはいけないと、後世に伝えるための方便というところではあるまいか。 |
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