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仁王門 |
名称 釈迦院のイチョウ (しゃかいんのいちょう) 名称の典拠 なし 樹種 イチョウ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 6.5m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 熊本県八代市泉町柿迫(かきざこ)(注2) 〃 3次メッシュコード 4830−66−77 〃 緯度・経度 北緯32度33分53.7秒 東経130度50分22.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2011年8月8日 注1)熊本県公式ホームページのコンテンツ「地域発 ふるさとの自然と文化」による 注2)2005年8月1日、八代市に合併。旧行政区は八代郡泉村 大行寺山(947m)のすぐ東の鞍部、標高900mほどの山中に、天台宗の古刹釈迦院がある。 金海山大恩教寺釈迦院というのが正式名のようで、延暦18年(797)桓武天皇の勅願によって開かれたという。天台宗を基軸に、真言・禅・浄土等8宗兼学の道場として栄え、「西比叡」と称されることもあったようだ。 戦国時代の天正年中(1588頃)、キリシタン大名小西行長の焼き討ちに遭い、全山灰燼に帰した。その後、再建されたとはいうものの、かつての規模はもうない。 現在、南の旧泉村側から釈迦院まで自動車道ができている。誰でも気軽に参詣できるようになった。 しかし、それでは面白くないという方は、北の美里町からどうぞ。こちらからだと、日本一長い3333段の石段を登ることになる(石段は新しく築かれたもの。幅が広く、手すりもある)。釈迦院へは石段の終点から約1km。 さて、イチョウだが、二重門(仁王門)の先、向かって左手に立っている。 樹勢は良さそうだが、残念ながら、上記データほどの太さはないように思われた。(実測したわけではないので、私の勘違いかも知れない) 境内には、スギ巨木も目立つ。旧環境庁資料によれば、推定で50本あるそうだ。確かに数は多そうだ。だが、すべて3〜4m台。100年後を楽しみにしておこう。 不思議なことに、このイチョウは、環境庁資料に載っていない。 |
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