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名称 瀬崎八幡神社のタブノキ
(せざきはちまんじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府舞鶴市瀬崎
〃 3次メッシュコード 5335−22−48
〃 緯度・経度 北緯35度32分31.0秒
東経135度20分57.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月16日
注1)環境省巨樹データベース(1993年報告値)による
注2)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
舞鶴湾の北側を塞ぐように突き出している半島が大浦半島(おおうらはんとう)である。その北西端が博奕岬(まくちみさき)。
博奕岬とは珍しい名前だ。ネット検索してみたところ、海上保安庁のサイトに、京都新聞社の「京都丹波・丹後の伝説」に載っていたという話が紹介されていた。それによると、この岬で竜神とクジラの王が囲碁の勝負をしたという伝説があるらしい。事実、近くの海岸には白っぽい石と黒っぽい石がたくさん転がっているそうで、岬の先端には「碁盤岩」もあるという。
囲碁を博奕と言われると、ヘボ碁をたしなむ私としては異議を唱えたくなるところだが、一応、溜飲は下がった。
話が逸れてしまった。
その博奕岬に最も近い集落が瀬崎である。
集落東部に八幡神社が鎮座し、境内に数本のタブノキ巨木が立つ。
環境省データでは最大木の幹囲は474cm。左図がそれだと思われる。
報告から30年近くを経て、私の測定値は496cm。
ご覧のように、幹は途中で切られ、内部は伽藍堂。葉も少なくなってしまったが、それでも着実に大きくなる。
若い頃より身長が2cm縮んでしまった私とは大違い。 |
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