ページタイトル:瀬戸山神社のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:瀬戸山神社のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 瀬戸山神社のスダジイ
    (せとやまじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 鹿児島県鹿屋市上祓川町
 〃 3次メッシュコード 4730−16−38
 〃 緯度・経度 北緯31度26分47.2秒
           東経130度50分58.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月23日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 東九州自動車道鹿屋串良インターチェンジの西方約5km。御岳(おんたけ、1182m)南東麓の集落が上祓川である。瀬戸山神社は集落から御岳に向かって最奥部に鎮座する。
 鹿児島県神社庁の神社紹介ページによれば、祭神は大山祇神(おおやまづみのかみ)と水波能女神(みずはのめのかみ)の2柱。山の神と水の神である。
 彦山の修験道の信者により開山され、明治の修験禁止、廃仏毀釈までは高隈権現と称して真言宗の管理下にあったらしい。北西に聳える大篦柄岳(おおのがらだけ、1236m)や上記の御岳等を総称して高隈山と呼ぶようだから、当初は山岳信仰から始まったのだろう。瀬戸山神社と改称したのは大正2年(1913)のことという。
 左図の大シイは参道の石段を登り切ったところ。向かって左側。
 写真からはお分かりにならないと思うが、もう死んでしまっているようだ。常緑樹であるのに葉が見えない。(私の間違いであってくれればいいが…)
 枯死してしまったとしたら残念なことだが、幸い、境内には後に続くシイ巨木もある。もう少し待てば、このシイに追いつき、追い越すことになるかも知れない。

※2021年に倒壊したようで、今はもうこの姿を見ることはできない。(2024/08/07追記)
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