名称　芹沢のスダジイ　（せりざわのすだじい） 名称の典拠　なし（注1） 樹種　スダジイ 樹高　２１ｍ（注2） 目通り幹囲　６．７ｍ（注2） 推定樹齢　８００年（注3） 所在地の地名　茨城県行方市芹沢（注4） 　〃　３次メッシュコード　５４４０−１３−５４ 　〃　緯度・経度　北緯３６度０７分４４．１秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度２５分２４．８秒 玉造町指定天然記念物（１９８３年１１月２４日指定）（注4） 撮影年月日　２００６年２月２５日 注1）天然記念物指定名称は「スダジイ（シイ）」と、簡素なもの。これでは他と弁別し難いので、私が勝手に所在地の地名を冠した 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林　関東版�T」による 注3）１９９９年３月に玉造町教育委員会が設置した案内板による 注4）２００５年９月２日、行方郡内の３町が合併して行方市となった。旧行政区は行方郡玉造町 　玉造ゴルフ倶楽部若海コースの西、個人のお屋敷内に立っている。クラブハウス前から西に向かう道路の、北側のお宅である。 　（実は、上記「日本の巨樹・巨木林」のデータは、地名、３次メッシュコード、視認性のいずれもが違っていて、探し当てるのにずいぶん時間がかかった） 　所有者に見学の許可を願い出たところ、快いご返事をいただいた。 　太い幹は途中で失われているが、葉をしっかりと繁らせている。樹勢が良さそうだ。 　根の張り具合がまたすばらしい。超特大盆栽といった感じ。これだけの木にもなれば、空洞ができるのも致し方ない。それも風格の一つだ。 　８７歳の御当主のお話では、まだ幼かった頃、９１歳の祖父に樹齢を尋ねたことがおありになったそうだ。自分が知る限りの昔から、もう既に大木だったとおっしゃっていたそうである。お祖父さんが子供の頃と言えば、今から１６０年ほど前のことであろうか。