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名称 千手小学校のケヤキ (せんずしょうがっこうのけやき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ケヤキ 樹高 30m(注2) 目通り幹囲 4.3m(注2) 推定樹齢 100〜199年(注2) 所在地の地名 福岡県嘉麻市千手(注3) 〃 3次メッシュコード 5030−25−27 〃 緯度・経度 北緯33度31分35.8秒 東経130度42分49.8秒 嘉麻市指定天然記念物(1997年2月24日指定) 撮影年月日 2011年7月29日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 注3)2006年3月27日、1市3町が合併して嘉麻市誕生。旧行政区は嘉穂郡嘉穂町 小学校の校庭に立つケヤキ。明治36年(1903)に校舎が新築された際に植樹された、千手小学校の歴史を記録する記念樹でもある。 植えてから、まだ100年とちょっとしか経っていないにも関わらず、既に風格を備えかけた凛々しい姿を「妖樹の森」で知って、なかなか気に入っていた。今回の探訪ルートが近くを通ることになって、この木にも是非会ってみたいと思った。 期待に違わぬ素晴らしいケヤキだった。大きさに物足りないものがあるのは、樹齢からみて致し方ない。幸い樹勢が良さそうなので、今後、どんどん大きくなってゆくことだろう。既に4.3mよりはかなり大きいように見受けられた。 校舎の窓に、「けやきのうた」が掲示されていた。歌詞には「(前略)時には希望と明るさを/時には勇気とやさしさを/おじいちゃんの時代から/きっとぼくらの子どもまで/けやきと伸びる千手の子」とある。 実際に歌われているのですか?と先生に尋ねてみたら、始業式とか終業式とか、折ある毎に歌うのだそうだ。もちろん校歌もあるわけで、校歌も歌うし、「けやきのうた」も歌うということである。(後日、同校のホームページで聞くことが出来た) 千手小学校の卒業生たちの心に、きっと残るであろう大ケヤキである。 |
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