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画像:泉龍寺のコウヤマキ

画像:泉龍寺のコウヤマキ(全景)
名称 泉龍寺のコウヤマキ
    (せんりゅうじのこうやまき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 コウヤマキ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 群馬県吾妻郡高山村尻高(しったか)
 
〃 3次メッシュコード 5438−77−42
 
〃 緯度・経度 北緯36度37分20.5秒
           東経138度53分55.6秒
群馬県指定天然記念物(1954年3月30日指定)
撮影年月日 2005年9月18日

注1)2005年3月に高山村教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記の案内板による





 泉龍寺の本堂裏にコウヤマキの巨木が立っている。
 地表付近から3幹に分かれているが、全体としては円錐形の整った樹形を有している。
 幹を丈夫なベルトで縛られている。樹勢が悪いようには見えなかったのだが、幹に亀裂でも入っているのだろうか。
 寺伝によれば、建久年間(1190〜99)のこと。浅間山麓に巻狩りに来た源頼朝が、当寺で休息した際に、自ら手植えたとされている。樹齢伝承は、これに基づいているようだ。
 しかし、泉龍寺がこの地に移ってきたのは文禄元年(1592)。それ以前には、天下の将軍が休息できるほどの建物は無かったと思われる。
 頼朝植樹伝承は、この地の人々の、コウヤマキに対する畏敬の気持ちが語らせた物語であろう。 
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