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名称 千本松 (せんぼんまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 3.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岩手県九戸郡九戸村長興寺
〃 3次メッシュコード 6041−23−63
〃 緯度・経度 北緯40度13分27.9秒
東経141度24分48.7秒
九戸村指定天然記念物(1969年8月29日指定)
撮影年月日 2006年7月31日
注1)設置者名・設置年月とも不詳(九戸村教育委員会が設置?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
ほぼ八戸自動車道に沿って、九戸(くのへ)と一戸(いちのへ)を結ぶ県道が5号線(一戸山形線)である。九戸で国道340号と別れ、この県道に入って間もなく、右手に千本松が見える。
名前はもちろん、途中から多数に分かれた枝振りによる。樹冠の姿は綿菓子のよう。また、そこから葉を取り除くと、ホウキギのようにも見えるので、別名を「ホウキ松」ともいう。
ところで、電気掃除機時代の若者は、ホウキを知っているのだろうか。
昔は庭先にホウキギを植え、その茎を乾燥させて箒として使った。室内でも使ったが、屋外でも使った。クサボウキ、竹ボウキ、熊手。それぞれの持ち味を使い分けて、庭掃除などをしたものだ。(ちなみに秋田の珍味トンブリは、ホウキギの果実である)
閑話休題。
太さは少し物足りないものの、樹形の美しさがそれを補ってくれる大松である。 |
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