ページタイトル:関根の松 当サイトのシンボルマーク

画像:関根の松 名称 関根の松 (せきねのまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 6m(注2)
目通り幹囲 3.0m(注2)
推定樹齢 伝承390年以上(注3)
所在地の地名 青森県三戸郡三戸町川守田字関根
 〃 3次メッシュコード 6041−42−50
 〃 緯度・経度 北緯40度22分52.9秒
           東経141度15分23.4秒
青森県指定天然記念物(1972年3月15日指定)
撮影年月日 2022年7月23日

注1)2016年に三戸町教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)1633年頃に移植されたと伝えられている





 「関根の松」が立つのは、熊原川(くまはらがわ)を挟んで三戸城跡の対岸。三戸警察署の東方。
 「関根ふれあい公園」駐車場から北東に向かって150mほど歩くと、低い崖の下に清水が湧き、その上に関根の松が見える。
 南部駒の語があることからもわかるように、南部は古来名馬の産地として有名だった。その南部九牧を統括する「御野馬役所」が今の三戸町にあり、一戸(いちのへ)氏が別当を務めた。
 一戸氏が野点の清水として愛でたのが「関根の清水」で、旧地(現岩手県二戸郡一戸町)から屋敷を移すにあたり、この松を清水の近くに移植したと伝えられているようだ。(「関根の松」「関根の清水」案内板より)
 案内板には、今からおよそ百年前の大正期(1912〜1926)に撮影されたという写真もある。周囲の風景は大きく変わったのだろうが、松の姿は今と殆ど変わらない。
 私が訪ねたときも、瑞々しい葉を満載していた。
 是非とも末永くこの姿を後世に伝えてもらいたいものだ。
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