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名称 関ヶ原本陣跡スダジイ (せきがはらほんじんあとすだじい) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スダジイ 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 7.8m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 岐阜県不破郡関ヶ原町関ヶ原 〃 3次メッシュコード 5336−03−37 〃 緯度・経度 北緯35度21分45.2秒 東経136度28分07.4秒 岐阜県指定天然記念物(1962年2月12日指定) 撮影年月日 2011年5月7日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による。ただし、幹囲については、環境省の株立ち樹木の測定要項に則るとこうなるのだろうが、上記「(岐阜)県文化財図録」の「根元の幹周囲5.4m」が実感に近い 関ヶ原というと、多くの大名が東西2軍に分かれて戦った、天下分け目の「関ヶ原合戦」(1600年)が思い浮かぶ。事実、このあたりには、石田三成の陣跡だとか、福島正則の陣跡だとか、多くの陣跡が残されている。 しかし、標題にある本陣跡というのは、関ヶ原合戦とは無関係。「本陣」とは、中山道69次第58番目の宿場、関ヶ原宿の本陣のことである。 JR関ヶ原駅の南を、線路に並行して旧中山道が走る。町のメインストリートだ。ここに宿屋が連なっていたらしい。スダジイの立つ場所は、本陣の庭の一角だったと案内板にある。残念ながら、現在、旧本陣の面影を見つけることは難しい。 その後、どんな経緯があったか、現在、この場所は八幡神社境内となっている。 スダジイは、上記「(岐阜)県文化財図録」掲載の写真に比べると、枝や葉がかなり減った。包帯でぐるぐる巻きされたような幹の姿も痛々しい。 年老いて弱ってきたのだろうが、ちょっと寂しい姿である。 |
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