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名称 関場の大ケヤキ (せきばのおおけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 茨城県笠間市笠間(関場)
〃 3次メッシュコード 5440−42−71
〃 緯度・経度 北緯36度23分42.9秒
東経140度16分00.5秒
笠間市指定天然記念物(1978年4月25日指定)
撮影年月日 2008年5月18日
注1)1979年12月に笠間市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
関場集落内の旧家のお庭に、市天然記念物の大ケヤキが立っている。
撮影の許可をお願いしたところ、ご親切にも若奥様が案内して下さった。
きちんと手入れされた庭園の一角、池の近く、小祠の背後に立っている。若奥様のお話では、御神木のように大切に扱われているようだ。いわば、家の守護神の憑代(よりしろ)とされているのだろうと思われる。
いまだ多くの大枝を残し、立派な樹冠を戴いている。枝分かれ部分が力強いのは、早々と枝を切ったりしなかったからだろう。
こんな巨木が庭にあるなんて、なんとすばらしいことだろう。
しかし、それはそれで大変なことでもあるのだ。
若奥様は、ケヤキを守る苦労も語って下さった。大枝が折れて建物を壊したこともあるらしい。
時にやんちゃぶりに手を焼くこともある自慢息子なのである。 |
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