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名称 清徳寺のカゴノキ (せいとくじのかごのき) 名称の典拠 「今日もおでかけ」(注1) 樹種 カゴノキ 樹高 11m(注2) 目通り幹囲 4.6m(注3) 推定樹齢 300年以上(注3) 所在地の地名 鳥取県八頭郡八頭町清徳(注4) 〃 3次メッシュコード 5334−02−07 〃 緯度・経度 北緯35度20分19.0秒 東経134度20分33.1秒 鳥取県指定天然記念物(1956年3月6日、「清徳寺の巨樹名木群」の名称で境内の主だった樹木を一括指定) 撮影年月日 2020年10月20日 注2)上記「今日もおでかけ」による 注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 注4)2005年3月31日、八頭郡内の3町が合併して八頭町誕生。旧行政区は八頭郡八東町 若桜鉄道丹比(たんぴ)駅の南方2.6kmほどの位置に遠見山(とおけんざん、806m)が聳え、その西麓を南北に深く刻む清徳川の谷底近くに高野山真言宗金剛山清徳寺がある。 案内板によれば、和銅2年(709)に行基菩薩が開山したと伝える古刹で、中世には平家の血をひく婆ヶ城主小松氏の祈願所として栄えたという。 谷奥の静かな地にあって、境内はよく整えられ、歩いて気持ちが良い。 別の案内板によると、昭和31年(1956)の天然記念物指定時には、『檜皮桜(ひわだざくら)と呼ばれていた桜の巨木、モチノキ、カゴノキ(鹿子の木)、ボダイジュ(菩提樹)などの巨樹名木があった』が、その後サクラとモチノキは枯死してしまった。(モチノキは、1988年度の環境庁巨樹巨木林調査時にはまだ存在していたようだ) カゴノキが立つのは、広場を挟んで本堂の反対側にある小山の上。 カゴノキとしてはなかなかの巨木で、内部に大きな空洞があるものの、目下、樹勢は悪くなさそうだ。(このすぐ近くにモチノキが立っていたらしい) そのほか、まだ巨木ではないが、イロハモミジも良い。 紅葉の季節には美しい姿を見せてくれそうな気がする。 |
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