ページタイトル:中の家の桜 当サイトのシンボル

画像:中の家の桜 名称 中の家の桜 (なかのいえのさくら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 4.2m(注2) 幹そのものは細い
推定樹齢 不明
所在地の地名 山梨県韮崎市清哲町青木(中谷)
 〃 3次メッシュコード 5338−43−53
 〃 緯度・経度 北緯35度43分02.6秒
           東経138度25分10.9秒
韮崎市指定天然記念物(1969年7月10日指定)
撮影年月日 2017年4月14日

注1)1974年3月に韮崎市教育委員会が設置天然記念物指定名称もこれに同じ。「中の家」の読み方については未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 県道12号(韮崎南アルプス中央線)の中谷バス停から、直線距離で南西に250mほどのところに立つ桜。
 桜に至る道が狭く、また、桜から少し離れるともう姿が見えなくなってしまうので、見つけにくいかも知れない。
 桜が立つ場所は、所有者の家の古い墓地のようだ。ほぼ正方形の敷地の四囲を、石垣を用いた厚さ1〜1.5mほどの低い壁で囲んでいる。(壁の一部が左図に見える)
 この壁から、この家は当地の有力者だったことが想像されるとともに、昔なら、ここは部外者が近づくことの出来ない聖地だったようにも思われる。
 桜は、韮崎市公式サイトの写真を拝見すると、かつては2〜3本の幹を持ち、大きな樹冠を戴いていたようだ。
 残念ながら、現在まで残る幹は1本だけ。根元付近の様子が、かつて大桜だったことを思わせるのみ。
 樹名についての説明がないので、もしかしたら見当違いなのかも知れないが、「中の家」は、所有者の屋号だったのではなかろうか。
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