ページタイトル:清林寺のタブノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:清林寺のタブノキ 名称 清林寺のタブノキ (せいりんじのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県京都郡苅田町新津(みやこぐんかんだまちあらつ)
 〃 3次メッシュコード 5030−57−07
 〃 緯度・経度 北緯33度45分13.2秒
           東経130度58分05.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 JR日豊本線小波瀬西工大前駅の西方約300m。浄土宗嶺松山清林寺境内に立つタブノキ。
 2本の株立ちで、太い方が幹囲3.4m。細い方は3.1m。上記データは、環境省の巨樹測定要項通り、両者を合算した値である。
 従って、幹そのものはあまり太い印象ではないが、2幹が共同して作る細長い山高帽のような樹冠は、なかなか立派なものである。
 タブノキは本堂の正面、鐘楼の近くに立っている。
 清林寺の周辺は、水田もあり、なかなか良い雰囲気が残っているのだが、すぐ近くまで新興住宅地が迫り、幹線道路には車の流れが絶えない。
 いずれ、このあたりも肥大化する都市に飲み込まれてしまうのだろう。寂しいことだ。
 訪ねたのは早春の朝8時前。通勤路以外、町はまだ静か。
 朝霧が周囲を包んでいた。 
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