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名称 勢力神社のクスノキ (せいりきじんじゃのくすのき) 名称の典拠 なし 樹種 クスノキ 樹高 17m(注1) 目通り幹囲 8.2m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 徳島県三好市三野町芝生(みのちょうしぼう)(注2) 〃 3次メッシュコード 5133−07−48 〃 緯度・経度 北緯34度02分29.4秒 東経133度58分32.1秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2010年8月2日 注2)2006年3月1日、三好郡内の4町2村が合併して三好市誕生。旧行政区は三好郡三野町 吉野川左岸、東三好橋の北詰め近く、堤防のすぐ下に立っている。勢力神社から見れば、鳥居の前方、道路の反対側。先入見なしで訪ねたとしたら、このクスノキが神社に所属しているとは考えなかったかも知れない。「芝生のクスノキ」と名付けたことだろう。それを標記の名にしたのは、上記「日本の巨樹・巨木林」に、この木が神社の所有であると書いてあったからである。かつては社地がもっと広かったのだろう。 四国の巨樹を網羅する「四国の巨樹・銘木」に、このクスノキが載っている。その写真では、外壁を接するように民家があり、クスノキの周囲は何となく雑然としている。 それがこの風景になったのは、吉野川堤防が大改修されたからである。法面の様子を見るに、改修はごく最近のことのようだ。訪問時現在、国土地理院の2万5千分の一地形図に、この堤防は描かれていない。 法面はクスノキのすぐ手前で止まっている。クスノキが伐られないで良かった。工事のおかげで、今まで得られなかったクスノキの景観が得られるようになった余禄もある。 もともと2幹に分かれていたクスノキのようで、その一方を失った今、上記データほどの太さはないが、旧三野町内では最も太い樹木である。 |
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